睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、睡眠中に無呼吸や低呼吸を繰り返すことで、日中の眠気や集中力低下を起こし、放置すると高血圧・心筋梗塞・脳卒中などのリスクが高まる病気です。
原因は空気の通り道である上気道が狭くなることで、肥満のほか、扁桃肥大、舌が大きいこと、鼻炎や鼻中隔弯曲、あごの形なども関係します。そのため、痩せている方でも発症することがあります。
問診などでSASが疑われる場合、簡易検査や睡眠ポリグラフ検査(PSG)を行い、睡眠中の呼吸状態を評価します。PSGでは、1時間あたりの無呼吸・低呼吸の回数(AHI)を用いて重症度を判定します。
AHIが高く、日中の眠気などを伴う場合は、経鼻的持続陽圧呼吸療法(CPAP)が標準治療となります。小児ではアデノイド・扁桃肥大が原因となることが多く、手術が有効な場合があります。
また、減量や飲酒を控えるなどの生活習慣改善も重要です。CPAP治療により、心血管疾患や死亡リスクは大きく低下することがわかっています。

当院では、検査機器を2晩ご自宅で使用していただく簡易PSG検査を行っています。検査翌日に機器を返却していただき、データ解析後、後日結果をご説明します。
※検査日は飲酒をお控えください。
費用は自己負担3割で約2,700円(診察料別)です。